Googleアカウントを不審なアクセスから守る方法

Googleアカウントを悪意ある乗っ取りから守ることは重要です。Googleアカウントは、Gmail、Google カレンダー、Google ドライブ、Google フォトなどのGoogleのすべてのサービスに使われるアカウントだからです。

Googleアカウントを不審なアクセスから守るシンプルで簡単な方法は、「再設定用の電話番号」としてSMSメッセージを受信できるケータイの電話番号を登録しておくことです。

再設定用の電話番号は、パスワードを忘れた場合に電話やSMSなどでパスワードを再設定するために使います。パスワードが漏洩して不審なアクセスがあった場合でも、この番号にSMSを送信することで、不正ログインを防ぐことができます。

Googleの下記の調査によると、SMSを受信できる電話番号を登録しておくだけで、ボットによる自動攻撃を100%、不特定多数を狙ったフィッシング攻撃を96%、標的型攻撃を76%ブロックできたようです。

ここからは、実際にGoogleアカウントに回復用の電話番号を登録する手順を見ていきましょう。

Googleアカウントに再設定用の電話番号を登録してセキュリティを高める手順

Step1. Googleアカウントのセキュリティ設定を開きます

Step2. 「Googleによる本人確認の方法」で「再設定用の電話番号」を選択します

Step3. 本人確認の画面が表示された場合は、通常のパスワードでログインします

Step4. 「再設定用の電話番号の追加」を選択します

Step5. 電話番号を入力し[次へ]をクリックします

Step6. 電話番号が正しいことを確認し、[コードを入手]をクリックします

Step7. ケータイにSMSでコードが送信されます

iPhoneの場合は、メッセージアプリでSMSを確認できます。

Step8. 受信したコードを入力し、[確認]をクリックします

Step9. 「再設定用の電話番号」に戻り、電話番号を登録できたことを確認できます

まとめ

アカウントが乗っ取られてしまってからでは手遅れです。簡単な操作で再設定用の電話番号を登録できるので、きちんと登録しておきましょう。