Google Analytics を眺めていると、存在しないページへのアクセスがあることに気付きました。
/h/4784758.html という URL にアクセスしているようです。
ちなみに、ランディングページの統計は、[行動] – [サイト コンテンツ] – [ランディング ページ] から解析することができます。
参照元の調査
セカンダリ ディメンションに「参照元」を追加してみると、”auto-seo-service.org” から流れてきているようです。
参照サイトの調査
そこで、[集客] – [すべてのトラフィック] – [参照サイト] を開いて、”auto-seo-service.org” のデータを見てみると、”/seo2.php” というページから来ていることが分かります。
リファラースパムにアクセスしてはいけない
さて、”auto-seo-service.org” の “/seo2.php” というページはどういうページだろう、と気になりますが、アクセスしてはいけません。
これは、リファラースパムと呼ばれるスパムです。
リファラースパムは、送信元としてアクセスさせたいページを送ることで、ウェブサイト管理者にそのページにアクセスさせることを狙っています。
当然、アクセスさせたいページは、罠が仕掛けられた悪質なウェブサイトである可能性が高いです。
リファラースパムへの対処法
リファラースパムへの対策としては、2つの対策が必要です。
- 悪質な被リンクへの対処
- アクセス解析のノイズ除去
悪質な被リンクへの対処
リファラースパムは、リファラーを偽装してアクセスしてきています。
つまり、おそらくは、”auto-seo-service.org” の “/seo2.php” というページから、このウェブの “/h/4784758.html” というページに、実際にリンクが貼られいる可能性は低いです。
しかし、もし実際にリンクが貼られているなら、悪質なページからリンクが貼られていると Google に判断され、このウェブサイトのランクが下がったりペナルティを受けてしまう可能性があります。
その場合は、被リンクを否認することを Google に伝えて対処します。
アクセス解析のノイズ除去
リファラースパムのアクセス数が Google Analytics のデータに入ってしまうと、正しい解析ができなくなってしまいます。
そのため、Google Analytics でリファラースパムのアクセスをフィルターして、正しい統計が得られるようにします。