オフィスや家の Wi-Fi が遅い場合は、中継器を設置すると改善できる場合があります。
Wi-Fi 中継器が有効なケース
まず、本当に Wi-Fi が原因かどうかを調べましょう。
方法としては、
- 有線 LAN で接続してネットワークの速度を測ってみる
- ノート PC を Wi-Fi 親機の近くに持って行ってネットワークの速度を測ってみる
などがあります。
ネットワークのスピードは、Google で “speed test” で検索すると、測定できます。
そうした方法で測定してみて、速度が速くなれば Wi-Fi が原因だったことがわかります。
特に、オフィスや家が広かったり、親機と PC の間に壁や階を挟む場合は、Wi-Fi が原因でネットワークが遅くなりがちです。
Wi-Fi が遅いことがわかると、Wi-Fi 中継器を使って改善できます。
そうでない場合は、インターネットが遅いので、プロバイダの変更が必要となります。
Wi-Fi 中継器を選ぶポイント
では、Wi-Fi 中継器は、どのような点に注目して選べばよいでしょうか。
11ac 対応
現在一般的に使われている Wi-Fi の規格は 802.11ac という規格です。
11ac と省略される場合もあります。
ここ数年に PC や Mac を買ったなら 802.11ac に対応しているはずですので、中継器も 11ac 対応のものを選びましょう。
11n/a/g のみに対応している中継器では、11ac に比べてスピードが遅くなったり、電波干渉に弱くなってしまいます。
5GHz と 2.4GHz のデュアルバンド対応
Wi-Fi の電波は 5GHz と 2.4GHz があります。
5GHz は壁などを通ると減衰しやすいですが、電子レンジや Bluetooth の干渉を受けません。
選べるチャンネル数も多いので、ご近所の Wi-Fi と干渉する可能性も少なくなります。
一方、2.4GHz は、壁などを挟んでも減衰しにくいですが、同じ 2.4GHz を使う電子レンジや Bluetooth があると干渉して、スピードが遅くなります。
また、選べるチャンネル数が少ないので、ご近所の Wi-Fi と近いチャンネルを使っていると、干渉してスピードが遅くなります。
基本的には 5GHz のチャンネルを使うほうがよいのですが、親機との距離が遠いと電波の減衰が気になります。
中継器を使う場合は、中継器で電波が増強されるイメージですので、減衰を機にすることなく 5GHz を使えます。
さらに、親機は 2.4GHz のみに対応している場合があるので、親機と中継器間は 2.4GHz、中継器と PC 間は 5GHz というように別々の帯域を使えるように、5GHz と 2.4GHz のデュアルバンド対応 (5GHz と 2.4GHz を同時に使える) ものを選ぶとよいでしょう。
アンテナの数とデザインのバランス
アンテナの数が多く、大きい方が性能がよくなります。
1階から3階まで電波を飛ばしたい場合などには有効です。
しかし、昆虫の触覚のようにアンテナが飛び出しているものは、見た目が良くありません。
一方、本体と一体型で、コンセントに直接させるスタイリッシュでシンプルなデザインのものもあります。
ワンフロアで使うなら、スタイリッシュなデザインのもので十分かと思います。
性能を取るか、見た目を取るか、の選択になります。
WPS 対応
WPS はボタンを押すだけで、Wi-Fi のパスワードが自動的に設定されて接続できる機能です。
長くて覚えられないパスワードを打ち込んだり、打ち間違えてつながらないといった問題を防げます。
Wi-Fi の設定は最初の 1回だけですが、それでもパスワードを打ち込むのは面倒な作業です。
便利な機能なので、WPS 対応した中継器を選ぶとよいでしょう。