試験学習は独学で進めました。
独学では、資格学校のカリキュラムに沿って学習計画を立てることもできず、すべて自分で計画することとなります。
ここでは、計画の立て方と進捗管理についてご紹介します。
かなりアナログな方法ですが、この計画・進捗管理で 1次も2次もストレート合格しました。
ツールは Google スプレッドシート
ツールは Google スプレッドシートを使います。
Excel でもよいですが、無料でアプリなしでブラウザから手軽に使える Google スプレッドシートを選びました。
計画表のイメージ
具体的には下のような感じです。
背景色を付けたセルが計画、x を記入したセルが進捗です。
計画の立て方
1. 講義リストと時間を記入する
TBC の書籍と YouTube 動画で学習しました。
各行に動画のタイトルと時間を記入します。
タイトルの背景は、書籍の色に合わせた色を塗っておくとわかりやすくなります。
2. 計画を立てる
各科目の色をセルに塗って、何をいつやるのか、計画を立てます。
動画の時間と 1日の学習可能時間とを見比べながらセルの背景を塗っていきます。
たくさん学習する予定の日は、縦にたくさん塗りつぶされることになります。
動画を倍速で見る場合は、それを考慮して計画を立てます。
例えば、1日 3時間学習するなら、だいたい 6時間分の動画を学習する計画とします。
模試や本番試験の日など、マイルストーンになる日は縦に赤く塗り目標とします。
進捗を管理する
1. 進捗を記録する
学習した日のセルに x を入力して進捗を記録します。
学習が計画より進めば x が色を塗ったセルよりも左側に現れ、遅れている場合は右側に現れます。
2. 計画を調整する
進捗が計画より遅れることのほうが多いかと思います。
その場合は、直近数日の頑張りでリカバリできるのか、計画の立て直しが必要なのかを判断します。
計画を立て直す場合は、これまでの計画(塗りつぶしたセル)をコピーして、右側に貼り付けます。
週末には学習時間を多くとるなどして、進捗の見込みを多くしている場合は、張り付けた計画を調整します。
元の予定はそのまま残しておいてもよいし、邪魔なら削除しても構いません。
記録として保存しておきたい場合は、シーとをコピーして計画しなおすとよいでしょう。
利点
ほかにもさまざまなツールがありますが、この方法には次のようなメリットはあります。
ビジュアルで予定と進捗と把握できる
簡易的なガントチャートのようにビジュアルで予定と進捗と把握できます。
- この計画で間に合うのか
- 無理な計画になっている
- 計画と進捗のギャップ
などが一目でわかります。
PC の画面のサイズにもよりますが、表示サイズを 50% にすると全体を俯瞰できます。
1日の計画を立てるのが簡単
1日の計画を立てるには、動画の時間と 1日の学習可能時間とを見比べながら塗り絵するだけです。
変更が簡単
計画はあくまでも予定であり、そのように学習が進むことはまれです。
計画と進捗が乖離してきたときには、計画を修正し、リカバリーを図ります。
Google カレンダーで計画を管理すると、移動・変更が大変になります。
Google スプレッドシートなら、一度にたくさんのタスクを移動したりコピーできます。
乖離が大きくなりすぎてしまったら、別のシートを作成してゼロから書き直すことも簡単です。
まとめ
ツールややり方は人それぞれです。
参考にしながらうまくハマるものを見つけてください。
計画や進捗管理は、あくまでも学習をうまく進めるための手段です。
ツールややり方探し、実際の運用にあまり時間をかけないように注意しましょう。