下の記事では、WordPress でバックアップしておきたい項目について解説しました。
ここでは、実際にバックアップする仕組みを作っていきましょう。
WordPress の自動定期バックアップを設定する方法
バックアップは、意識せずとも自動で動く仕組みを作っておくことが重要です。
バックアップを意識的に手動でやらなければならない場合、うっかり忘れてしまったり、億劫になってやらなくなってしまうからです。
バックアップの間隔は、1日間隔がシンプルでわかりやすく、バックアップデータの量も増えすぎなくてよいでしょう。
バックアップ先は、別のサーバーかローカルになりますが、自分の PC を起動していないときでも自動でバックアップを走らせたいので、どこかクラウドのサーバーがよいです。
Dropbox は、無料プランもあり、おすすめです。
今回紹介するバックアップの仕組みは、プラグインを使って実現します。
BackWPup プラグインをインストールする
WordPress の管理画面から [プラグイン] – [新規作成] 開き、”BackWPup” を検索し、インストール・有効化します。
BackWPup の新規ジョブを作成する
メニューに [BackWPup] ができるので、[ジョブ] を開きます。
[新規追加] をクリックして、新規ジョブを作成します。
BackWPup プラグインの[一般]タブを設定する
まずは、[一般]タブを設定します。
「このジョブの名前」はわかりやすい名前をつけます。
“Daily backup” などにしておくとよいでしょう。
下の方にスクロールして、「バックアップファイルの保存方法」の「Dropbox にバックアップ」にチェックを入れます。
BackWPup プラグインの[スケジュール]タブを設定する
次に、[スケジュール]タブを設定します。
「ジョブの開始方法」の「 WordPress の cron」を選択します。
すると「実行時間をスケジュール」は、デフォルトで毎日3時になっているので、そのままにしておきます。
BackWPup プラグインの[DB バックアップ]タブと[ファイル]タブはデフォルトのままでOK
[DB バックアップ]タブや [ファイル]タブは、どのデータベースやファイルをバックアップするかを設定するタブです。
デフォルトですべて保存する設定になっているので、そのままでよいです。
BackWPup プラグインの[宛先: Dropbox]タブを設定する
最後に、[宛先: Dropbox]タブを設定します。
「認証」の [Dropbox のアプリ認証コードを取得]ボタンをクリックします。
新しいタブで開くために、Ctrl を押しながらクリックするとよいでしょう。
すると、Dropbox のサイトに移動し、認証画面が表示されるので、[許可]ボタンをクリックします。
するとアプリ認証コードが表示さるので、コピーします。
WordPress の画面に戻り、「Dropbox のアプリへのアクセス」の欄にペーストします。
「保存先フォルダー」は、WordPress サイトのドメインを指定すると、わかりやすいです。
最後に、[変更を保存] ボタンをクリックして保存します。
BackWPup プラグインの動作確認する
「ジョブ」を開くと、作成したジョブがあります。
マウスオーバーして「今すぐ実行」をクリックします。
正常に完了すれば OK です。
あとは、自動的に毎日バックアップが実行されます。