リファラースパムのアクセス数が Google Analytics のデータに入ってしまうと、正しい解析ができなくなってしまいます。
そのため、Google Analytics でリファラースパムのアクセスをフィルタして、正しい統計が得られるようにします。
Google Analytics では「フィルタ」の機能を利用することで、リファラースパムのアクセスを統計対象に含めないように設定できます。
不正アクセスを Google Analytics から取り除く方法
Google Analytics の管理画面の「ビュー」の項目で [フィルタ] を開きます。
[フィルタを追加]ボタンをクリックします。「新しいフィルタを作成」を選択します。
「フィルタ名」は、分かりやすい名前をつけます。
さらに以下のように設定します。
- フィルタの種類: 定義済み
- フィルタの種類を選択: 除外
- 参照元かリンク先を選択します: サブディレクトリへのトラフィック
- 式を選択します: 次を含む
- サブディレクトリ: /h/
今回は “/h/4784758.html” というページへのアクセスをフィルタしたいので、「参照元かリンク先を選択します」は “サブディレクトリへのトラフィック”、「式を選択します」”次を含む” を選択し、サブディレクトリの入力欄に “/h/” を入力します。
「フィルタの確認」の [このフィルタを確認する] をクリックすると、フィルタの動作を確認できます。
問題なければ [保存]ボタンをクリックし、保存します。
フィルタ追加後は、フィルタされたデータが表示されるようになります。
ただし、過去のデータが置き換えられることはありません。
フィルタの追加前後でアクセス数全体の母数が変わることになるので、アクセス解析する際は、注意しましょう。